日本におけるクレジットカードの黎明
日本で最初にクレジットカード会社が設立されたのは1960年のこと、クレジットカード発祥の地であるアメリカに遅れることちょうど10年と言うことになります。現在の、みずほコーポレート銀行の前身である富士銀行と現在のジェイティービーの前身である日本交通公社が日本ダイナースクラブを設立しました。
その後日本ダイナースクラブは主に医師や弁護士などの富裕層や在日で活動を行う外国人などを中心としてカード会員の数を増やしていきました。日本ダイナースクラブの入会資格としては当初から、中・大企業の経営者で一定レベル以上の収入があること、外資系の企業や大企業で管理職にあること、医師や弁護士などで一定レベル以上の収入があること、などを設けていたため基本的に一般の労働者が気軽に入会できるものではありませんでした。現在の日本ダイナースクラブの入会資格は発足当時に比較すれば若干ハードルが低くなっているとは言われるものの、それでも通常のクレジットカードのゴールド以上のステータスとして認められています。
さて日本で純粋なクレジットカード会社として設立されたのはこのように日本ダイナースクラブが始めてでしたが、日本におけるクレジットカードそのものの発行の第1号としては丸井のクレジットカードの方が1足早く発行されています。後に「丸井の赤いカード」の愛称で若者の間ではマストアイテムとまで言われるようになったこのクレジットカードは、使用方法としては1回限りに限られており、現在のクレジットカードのように立替払いの契約を行うクレジットカードとは異なっていました。
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